UL20A SSD化

UL20AのHDDをSSDに交換しました。理由は衝撃耐性向上のためです。バリバリ持ち運んで使用するつもり。なのでスピードは二の次です。購入したSSDは「Kingston SSDNow V100 」です。JMicron製コントローラーチップ搭載ですが,もうプチフリはなさそうだし,データ消失のバグもファームウェア更新で改善されているので,問題なしと判断。何より安いので。

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■まずは交換
念のためバッテリーをはずして,裏の3つのネジをはずす。すぐにHDDとご対面。

マウンタ交換後。

再取り付けしておしまい。HDD交換はとっても簡単。HDDの右に見えるのがメモリ。追加も簡単そう。

■続いてOS&ソフトのリカバリ(予想どおり,とほほ発生)
前回リカバリディスクを作成したときと同様に,デスクトップPCのDVDドライブをUSBで接続。

1. まずは,前回わざわざ作成したリカバリディスクを使用してリカバリを開始。手順は以下。
(1) DVDドライブに,作成したリカバリディスクを入れて,本体の電源オン。
(2) すぐに[ESC]ボタンを押すと起動ドライブの選択画面が出るので,DVDを選択。
(3) 後は画面の指示に従う。
見ていると,どうやらSSDリカバリ用の(隠し)パーティションを作成して,まずそこにリカバリ用のファイルをコピーし始めた模様。それは困る。64GBしか無いのに。とりあえずそのまま継続していると,SSDリカバリイファイルをコピー完了した後,再起動となり,SSDリカバリファイルからリカバリを開始。これはまずいと思っていたら,そのままフリーズ。フリーズの原因は不明だけれども,この方法は不要なパーティションを作成するっぽいのでこれで中断。
2. ならばと付属のリカバリディスクからリカバリを開始。手順は以下。[]内は経過時間(分)。
(1) [00:00]DVDドライブに,付属のリカバリディスクを入れて,本体の電源オン。
(2) すぐに[ESC]ボタンを押すと起動ドライブの選択画面が出るので,DVDを選択。
起動ドライブの選択画面。
(3) 画面の指示に従う。
(4) [00:10]しばらくすると「サポートCDを入れてください。」と表示されるので「ドライバ&ユーティリティディスク」に交換して「OK」を押す。
DVD入れ替え画面。

(5) コマンドプロンプトの画面が表示されて,HDD(SSD)にファイルのコピーが始まるので,じっと待つ。
コマンドプロンプト画面。このままじっと待つ。

(6) [00:17]再起動後,Windows7が立ち上がり,勝手にドライバとユーティリティがインストールされる。何もしないでじっと待つ。
(7) [00:22]途中でもう1回,再起動がかかるが,ここも何もしないでじっと待つ。
(8) [00:37]勝手に立ち下がって終了。
後は,電源オンで設定から開始することになります。またこの方法だと,Power2Goはインストールされません。別途インストールが必要です。わたしは不要なのでインストールしませんでした。
さて,(5)の後しばらくコマンドプロンプト画面をじっと見ながら待つことになりますが,最初実施した際,(5)の後,待てども待てども(6)になりませんでした(90分待ちました)。原因はDVDの読み込み不良でした*1。なんとか,DVDを再作成して解決*2。そんなわけで,参考に(1)以降,(4)〜(8)までの時間を手順に記入しました。

さて,SSD化の目的は衝撃耐性向上なのでスピードはあまり気にしないのですが,一応ベンチマーク結果です。Power4Gearのハイパフォーマンスモードで測定。
左:交換前HDD,右:交換後SSD

ちなみに,インストール後,Windows7SP1適用,Windows Liveメール,Office2000(いまさら),Google EarthiTunesGimpなどをインストールしましたが,空き容量は35.0GB/59.6GB(つまり使用は24.6G)で,なんとか64GBのSSDでもやっていけそうです。足りなければ,SDHCカードか外付けHDDですね。

第1回目記事 ASUS UL20A購入とリカバリーディスク作成
第2回目記事 UL20A SSD化
第3回目記事 UL20AのTips

*1:DVD Decrypterでリッピングしてみたところ,98%まで読み込んだ後エラー。これで発覚。

*2:他のPCでリッピングできたので,そのイメージからDVDを再作成しました。