iPod touch 第2世代のホームボタン修理

オークションで手に入れたiPod touch(第2世代)ですが,入手2日目にしてホームボタンが効かなくなりました。入手したときからホームボタンのクリック感が無く,「こんなもの!?」と思っていたのですが,実は壊れかけだった模様。分解は容易ではなさそうなので修理屋さんを探してみたところ,8000円はかかりそうな感じ。
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第2世代の分解方法を見つけましたが,専用工具が必要みたいだし難しそう。。
iPod Touch 2nd Generation Repair - iFixit
とりあえず修理に出すことに決めましたが,ダメもとで分解を試して見ました。ちょっとトライして無理なら,修理に出すつもり。
不要なクレジットカードを切って工具を作り試してみましたが,思いのほか簡単に開いてしまいました。拍子抜け。
また分解サイトには説明がありませんがホームボタンの様子を見るためにには,フロントパネルをフレームベゼルとガラスパネルに分ける(間をこじ開ける)必要があります。私のiPod touchは前所有者の分解歴があるためかも知れませんが,フレームベゼルとガラスパネルは両面テープでしっかりくっついていました。
iPod touch(第2世代)と自作工具。

こんな感じで分解。

ガラスパネルをこじ開けるとボタンが取れる。

で原因ですが,ホームボタンを押しても,内部のスイッチに届いていませんでした。ホームボタンを押すと写真の金属のドーム形状のところが押される仕組みですが届いていません。このドーム形状のところが押されると,プニッ!って感じであのクリック感が出るようです。

とりあえずの修理として(1)ホームボタンの裏にスペーサ用テープを張って届く様にした,(2)スイッチ部品(ホームボタンフレックス)をフレームベゼルに両面テープで貼り付けた,の2つを実施しました。(2)の理由はスイッチ部品がずれたり,沈んだりすると,やはり届かなくなるためです。
テープでかさ上げ,かなりいい加減。

フレームベゼルを剥がした裏側。この金属のスイッチ部品(ホームボタンフレックス)が沈んでも上手クリックできなそう。両面テープで固定。

後は元通りに組み立て。
クリック感こそあまりありませんが,ホームボタンが効くようになりました。とりあえず不具合部分はわかったので,再発するようなら自分で部品交換しようかと思います。


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