ネタか?種か?
広辞苑をなにげに引いていたら,
ねた
(「たね(種)」を逆さ読みした隠語)
(1)新聞記事などの材料。「−を探す」
(2)犯罪の証拠。「−があがる」
(3)道具。特に,手品などの仕掛け。
(4)料理などの材料。「鮨(すし)の−」
岩波書店・広辞苑第5版
とありましたが,(3)の使い方なんてしたことが無いです。「手品のネタ」,「手品の種」の両方とも使いますが,「手品のネタ」っていったら(1)の「材料」意味ですよね。
[追記]
はてなのカウンターはアクセス解析が付いていて,どんな検索ワードがヒットして,このブログを訪問してくれているか,わかっちゃいます。その結果が下の円グラフ(2006年分)。「手品」「トランプ」「flashme」はいいとして,次は「ネタ」かよ!!(1)の意味とはとても思えないので,どうやら一般の人は(3)の意味で「ネタ」という語を使っているよう。広辞苑は正しかったよ。
[追記2]2006.4.25
そういえば,仕掛けのある道具を使うことを「ネタもの」と言うな〜。「種もの」とはいわない。でも,同じく「種あかし」は言うが,「ネタあかし」とは言わない。