クローンカード
学生時代は,100種近く覚えたであろうトランプ手品も,今では20種も覚えていません。まして,人前でできるものとなると,10種もありません。逆に言えば,覚えている手品は,いつも人前で演じるものか,手順がよっぽど簡単なものです。
数年前にも,そんな自分に危機感を感じたのでしょう。文献を持っていない手品を,ノートに残そうとしました。そのノートを,今開いて見ると,驚くことに2つしか書かれていません。。。当時から飽きっぽい。そのひとつが「クローンカード(原案不明,ほんとのタイトル不明,デックが2つになるクローンカードとは別物です)」です。クローンカードの現象は次の様なものです。「客に1枚のカードを選んでもらい1組に戻します。4枚のジョーカーを取り出しますが,次々と客の選んだカードに変化し,最後は4枚全てが客のカードになってしまいます。そして最後は。。。*1」
現象は鮮やかです。このクローンカード,パケットトリックのため手順が複雑です。この複雑さに当時,メモしておかないと忘れてしまう,と思ったのしょう。ただ,一般の人に見せるのに,いきなり4枚のジョーカーを取り出すのは抵抗があります。このため,演じたことはありません。
ついでに,現在でも覚えているトランプ手品
◆演じるもの◆
アンビシャスカード
アウト・オブ・ディス・ワールド*2
ドリーム(仮称,ほんとの名称不明)
トライアンフ*3
ささやくクイーン*4
ジョーカーとの入れ替わり(タイトル不明。客の手の中のカードがジョーカーと入れ替わる。)
◆手順が簡単なもの◆
シカゴ・オープナー*5
ドゥ・アズ・アイ・ドゥ*6
ポケットに通うカード*7
ポーカー・デモンストレーション*8
ガイガー・カウンター・カード*9
◆手順が好きなもの◆
ツイスティング・ジ・エーセス*10
オール・バック*11