台湾夢紀行その2

 今回の目的は,台湾でのNINTENDO DSPSPの動向調査です。というか,日本で手に入らないDSグッズの仕入れです。
 ホテル周辺で見つけたゲームショップは3件。1件は普通のゲームショップですが,残り2件はいわゆるゲーム機の改造屋さんです。店頭の張り紙を見ても怪しいにおいがぷんぷんします。どうやら持ち込みゲーム機にmodチップをつけてくれるようです。が,怖くて入りませんでした。

 で,普通のショップの方はと言うと,電脳天国のはずが,実に普通です。コピーゲームの類は売られていません。PS2,PS,XBOXGBAの日本語版ソフトが大半です。肝心のDSはと言うと,片隅に若干あるだけで,売れているという雰囲気も,売ろうという雰囲気もありません。ソフトも日本語版が数種類あるだけです。ちょっとがっかりです。PSPはと言うと,店内には無く,店頭にディスプレイがあるだけでした。どうやら春に発売のようです。
 
 他の商品はというとゲーム機は「改機」が普通に売られています。こちらもmodチップ搭載です。PS2改機を店の人に試させてもらったところ,バックアップソフトが普通に起動しました。PS2もPSも問題なく動きます。システムはどうやら北米版ですが,日本語版ソフトも普通に動きますし,メモリーカード管理画面でも,ちゃんと日本語で表示されていました。値段は日本円で25,000円弱。SwapMagicの類は売られていません。まあ,改機が普通に売られているので,当たり前と言えば当たり前です。

 コピーソフトは無いといいましたが,店の隅に「○○○in1」のGBAソフトは普通に置かれていました。どれも5,000円ぐらいです。もっともGBAのソフトは3〜4本しか入っておらず,あとはFCソフト(PocketNESでエミュレート)のようです。余談ですが,次ぐ週秋葉原に行ったら,露店で15,000円で売られていました。

 結局,何も購入するものが無く,帰路,台北国際空港(中正國際機場)をうろついていると,Duty-freeショップでDSが売られていました。ソフトは日本語版数種類に混じって「Asphalt Urban GT」が置かれています。約5,000円。散々迷った挙句,「秋葉でリッジレーサーを買った方がいいや」という結論に達し,買うのをやめました。

 なんだかんだと,今回の台湾での購入品は無しです。

○おまけのシャラポア
 台湾でNHK海外放送のニュースを見ていると,東レ・パンパシフィック・オープンテニスのシャラポアの試合ダイジャストをやっていました。が,始まるやいなや,突然静止画に。静止画の向こうで「ポーン,ポーン」というボールの音だけがこだまする。放送事故か?と疑ったのですが,他の時間のニュースでも同じ。契約上の問題なのか,宗教上の問題なのか,謎です。

おしまい